WORLDISTA体験とWORLDISTAを体験したという体験

NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA 3/16 福岡公演に行ってきました。


完全に内容、曲名に触れるので、まだ今回のツアーに行っていない方でもしここを開いてくださっている方がいたらお気をつけください。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ほど何の情報も入れずに(ラジオではちょっと知っちゃったけど本人からのネタバレは良しとしていますw)見てよかったと思ったライブはなかったかなあ。

まず会場に入った瞬間に一つの驚きがありました。「ステージが見えない?何もない…!セットがない!」という驚き。ない、というと違うかもしれないけど、初めてNEWSのライブに行った昨年のEPCOTIAでは、中央のステージを囲むように惑星が宙を浮かんでいて、入った瞬間に驚きがあって世界観に引き込まれたので、それに比べてあまりにもシンプルでびっくりした。世界観強めとかコンセプトがしっかりとあるライブというと、私はSEKAI NO OWARI とかPerfumeのライブと重ねてしまうんですが、セカオワも今まで入った瞬間ドーンと大きなセットに圧倒されることが多かったからそのイメージもあったのかも。。

でも公演を見終わって、このシンプルなセットの意味が分かって凄すぎて頭を抱えました。今回NEWSのライブに行って改めて思ったのは、NEWSの曲は一曲一曲のパワーが凄くて個が立っているということ。そして、NEWS自身もNEWSに関わる方たちもその一曲一曲に愛を持っているということ。本当にそれが伝わるライブでした。そうじゃないとあんな演出思いつかない…。曲ごとにセットが変わるなんて。舞台のようで、ライブで見たことがあってもおかしくはないはずだけど、あんなにまっさらなステージが変わっていく様子を見たのは初めての体験だった。この体験を刻みたくて思わずしっかり見る態勢で見てしまったけど、これこそがアイギアを通してのWORLDISTA体験なんだな…と。一曲ごとにその曲の世界観を体験することができる。素晴らしいな、、、。パンフレットの手越さんの言葉を読んで、今回つくりたかった世界のことがまたひとつ腑に落ちた感じがしました。

 

「DEAD END」からもうやっぱりテンション上がっちゃうよね…!!!演出の詳細はちゃんと描写できない気がするので省きます。。けど船が飛んでいるなんてDEAD ENDの曲からは想像してなかった…!これから冒険が始まるようなわくわく感!衣装も可愛かったなあ。メンバーカラーであててはないけど、増田さんが黄色で。やっぱり似合う!


順を追っていくと、「インビジブル ダンジョン」は曲が最高にかっこよくてすごく好きで…!いやーー本当にオシャレ曲でした。後ろの画面と連動する演出がかっこよかった。見たいしもっとノリたいしっていう心の中のせめぎあいが忙しくてざわざわした。。


「Digital Love」の見た瞬間の感想はPerfume…!!でした!曲のテーマがもうPerfume感あるなあと思ってたけど、振り付けのPerfumeみ!!ゲームの中の恋を表現した映像も可愛かったーーー。そうそう…”No turning back!!”の所を増田さんが笑顔で歌ってたんですよ…。(闇) ”迷わずキミにアクセス”を歌うシゲアキさんも可愛かったですね…。

 

演出でひとつ衝撃だったのは「I・ZA・NA・I・ZU・KI」でした。水が噴き上がるとか水のアーチをくぐるとか、水のカーテンとか、そういうのは見たことがあったけど水の中で踊るっていうのは…!えっっ水の上にいるの!?ってちょっと目を疑いました。美しかったなあ……。いや、考えればできないことじゃないのかもしれないけど、それをコンサートで実現させているアイデアと思い切りと一曲に対する思いの入れ方と、、、素敵だなあと思いました。。単純にどんな装置になってるのかとか、濡れた後どうしたのかとかちゃんと見えなかったけど気になる!(笑)Jr.の新藤くん(MCで言っていたのでそうであることを知った)のダンスも美しかった。あの世界の中に1点の白というのも。

「勿忘草」への流れも綺麗だったなあ。

 

そして四季を体験できるゾーンね…。それは想像したことと近いことをやってくれてさすがNEWS!!!期待してることを本当にやってくれるそういうとこ…!って思いました。「さくらガール」が嬉しかったよ~~~~~~(´;ω;`)大好きなんです。Strawberryでは聴けたけどメドレーではない形で早く聴きたかった。正直春の曲として歌ってくれるのめちゃくちゃ期待してた。嬉しかったな…。そして桜の木!!!円形になって歌うところを桜が舞う演出も映像見て大好きだったけど、絵画かなっていう美しさでした。「リボン」はさんで「サンタのいないクリスマス」でも巨大ツリーだからね、、すご、、。曲に合わせて電飾の色が変わるツリーも綺麗だった。。最後までほんとNEWS見たいのに演出も目が離せなくて忙しかった、、、

「リボン」はシゲアキさんのライナーノーツのおかげでしっくりきて入り込める曲になって。4人それぞれの気持ちを込めた歌が良かったなあ。。”置いてきた箱”を歌うシゲアキさんの歌い方がぐっときて残ってる。この曲を秋に位置づけたのかなあ。納得できるけど決めた経緯聞きたいな。

 

「「生きろ」」なんだけど、StrawberryとEPCOTIA ENCOREと今回と、私の中では一番ぐっときたのが今回だった…。これは完全に自分の心の状態というか何かがハマったのかもしれないけど、後ろから光が差す中4人が「生きろ」を歌う姿、声がすごく強くて、強い光になっていて、意思のある光になって届いた、というか。。うん、すごくよかったです。

 

「CASINO DRIVE」「EMMA」「四銃士」の流れも美しくてかっこよかったー!!シゲアキさんが言っていたように、ハードボイルドな曲、そして重厚さのある曲に移り変わっていく様、こういう流れも作れるんだなあと思うと、本当にWORLDISTAをテーマにすると作り方は無限にあるんだな、、って感じるし、その引き出しに使う要素が沢山あるNEWSの楽曲が好きだなあ!!って改めて思いました。

 

トップガン」歌ってくれたの嬉しかったー!!!NEWSならまだ発売が決まっていないこの曲もやってくれると信じてました。ほんと信頼がすごいです。ドラマで毎回感無量だったので…曲も好きだしね…!後半の展開が意外で楽しくて、早く音源で聴きたいな~!

 

で、問題の「FIGHTERS.COM」ですね。登場のセットも圧巻だし中央ステージがレーザーによってリングに見立てられてるのが!とにかくレーザーがまず大好きなんでね!!レーザー使って工夫されてる演出に弱いというか。既視感…って思ったけどなんだったんだろう。Perfumeな気がしてたけど何かの舞台だったかなあ。

何かと重ねてる発言をよくしてしまうけど、それは似てるとかを言いたいわけではなく、色んなエンタメを見てるからこそ重ねたり比べたりできることって楽しいなあって思うからで。NEWSのコンサートをつくる人たち、もちろんメンバーも、沢山インプットしてヒントも得て、湧いてくるアイデアも、だから沢山溢れてるんだろうなって思って、そういうところが好きです。話逸れてるけど、今回見て、まだやりたいこといっぱいあるんでしょ!?NEWSさん???って思ったんですよね…。WORLDISTAはWORLDISTAで素晴らしいけど、やりたいアイデアがいっぱいあって先の構想もかなり明るく見えているような感じがするライブだったというか…次の”S”もあるし。少し、解決されなかった何か残っているような感覚は次に繋がるような気がする。”NEVERLAND”"EPCOTIA""WORLDISTA"が分離したものではないことを知っちゃったからさ…。


さて!「FIGHTERS.COM」に戻ります!(笑)この曲でやばやばだったのは増田さんです、はい。出だしの歌い方にヤラレタ。このせいで心もってかれてやばいです。後からそっかーとなったんだけど、増田さん、フードかぶって歌ってたんですよね。それって格闘家とかファイターのイメージだからか!と!顔が隠れた状態であの声ですよ。かっこいい。無理でした。(急にオタク感出した感想)

シゲアキさんのデスボイスも生で聴けて幸せでしたね…。デスボイスに対して幸せっておかしな組み合わせですけど、好き、、ってなりました。この曲はもうJr.くんがいてくれたから圧巻のかっこよさだったというのも大きい!!!リングの中での闘志というか男臭さも見えてとてもかっこよかったです!!!

 

そしてesportsゾーンのサッカー曲メドレー!これも期待してたやつ!ありがとうNEWS!欲を言えば…!今までのサッカーテーマソング全部並べたのも聴いてみたかったけど、ほんとそれはただの欲なので。「WORLD QUEST」が聴けたのがもう、、、私、今回聴きたい曲の2曲が「さくらガール」と「WORLD QUEST」だったんです。それをどっちも歌ってくれるNEWS。すごくない!?!?それだけで大満足でした。ありがとう。。

 

最後が「Love story」。もう、一言で愛でした。初めて聴かせる曲をファンに一緒に踊ってもらって歌ってもらって両方させようとするNEWSのファンに対しての信頼なに…信頼されすぎてちょっと難しかったけど。(笑)でもその気持ちが本当に幸せなことで。みんなに歌ってもらうところで、手越さんが「みんなが歌えるようにキーあげてあるから」って言ったの。愛かよ。って思って。びっくりした。でさ、この曲、NEWSに恋しての曲なわけだけど、にゅす恋で感じた多幸感のまんまなのすごすぎるよ…。多幸感を曲にしました。みたいな…。ずっと続けてにゅす恋やってきててだからこそこの共通認識というか。でもにゅす恋の中はメンバーであってメンバーでないわけで…でもNEWSからこのラブソングを受け取ってるわけで。なんかすごいことになってる。。この曲で締めくくられる最後がツアー通してどんどん幸せなものになっていくんだろうなって思いました。


どこで言うか迷ったけどこれだけは…今回チャンカパーナが歌われなかったこと。雑誌かな?どこかでシゲアキさんが最近「定番の曲で盛り上がるライブも大事だけど、それを脱しなきゃいけない」というような言葉(ニュアンスで)を言ってたからもしかして…ってざわざわはしてた。他のグループ、バンドのライブに行ってもそういう時期はあって、それが今だったんだなあと。なくても成立する力はもちろんにあって、でも聴きたいって難しいとこだなぁ…。連れて来られた系の人はなかったら絶対、えって思っちゃう曲だもんね。しかも今回アルバムの中でチャンカパーナの発売日をあれだけ意識させといての…!大切な曲だからこその決断。だからこそやらない。その話も少し時間が経って実際に聞きたいな。

 


WORLDISTAを実際体験するまでは、もっと不透明で怖いもののように感じてたけど、想像よりやっぱりこれはコンサートであってポップで幸せな世界だった。想像を膨らませることも楽しかったけど、実際は本当に楽しい体験ができる世界だった。また少し時間が経ってみると違う感想も出てくるのかもしれない。まだまだ汲み取れてない意図もあると思う。でも私は今日が最後の体験なので、福岡2日目思いっきり楽しんでこようと思います!!!

 

照明も使われてる色味も本当にツボで本当にかっこよかった、って話とか衣装の話とか、まずソロまで辿りつかなかったし、、!まだまだ書ききれてないこともある気がするので、追記したいことがあればまた書きに来ます。

もし…読んでくださった方がいたら、拙い感想を最後まで読んでくださりありがとうございました!!